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未来へ



過去へ

2004.11.15 

マリッジブルーというのがあるが、
大道芸ブルーというのもあることをご存知だろうか。

「大道芸ワールドカップin静岡」からはや一週間、
その間私が何をしていたかというと、ただひたすら沈んでいた。

みなさんもおぼえがあるだろう。
飲んで騒いでお調子にのって、カラオケで4曲たて続けに入れたばかりか
他人の入れた曲まで奪い取って歌ってしまい、
あげく記憶を失い、、おそらく飲み代も払わず帰ってきた翌朝のような、
そんな気分が続いていた。
実際には、5日間でビール2缶しか飲んでいないのだが。

この例えが合っているのかどうか定かではないが、
そして神経を疑われるの覚悟で言うと、
私にとっては大道芸そのものが宴会みたいなもんである。

大人数で盛り上がるもよし、少人数で膝交えるもよし、
一対一でしっぽりと飲んだことだってあるもんね。

「此処、こんな感じですけど、よかったらどうです」
「どれどれちょっとだけ飲んでくか」
 と、皆が車座になっていく。

適当に思いついた例えではあるが、存外的を射ているのかも。

「やっぱここ、つまんねーや。 ほか行こ」 と、速攻立ち去ってもいいし、
「楽しかった。 また来るわ」 と、幹事である私にぽんと会費を多めに置いていくのも、もちろんいい。
「ボトル入れたいんだけど、今度どこでやるの?」 
「店の雰囲気前と変わったなあ。 もう来ないかも」
「うぃ〜、ん? なんだぁこのしけた店はぁ〜。 カラオケないのかカラオケは」(あらかじめ酔っている)
「………」 (いつのまにか、片隅でちびりちびり飲っている)
「おばちゃん、明日もまたやってる?」(子供ももちろん来ていいんだ)
とまあ、こんな感じである。
だんだん宴会というよりは、バーかなんかみたいなことになってきているが。

とはいえ、実際には酒をほとんど飲まない私が言っているのだから、
この例えに信憑性は、ない。
ついでに、この店にはぴちぴちギャルのお酌も、ない。
いるのはジャージを着た中年女ひとりである。
しかもこのママ、無愛想に酒とつまみを目の前にどんと置いたきり。
そしてあろうことか、ママが一番酔っている。

昨日の迎え酒(迎え大道芸)が効いて、すこしずつ意識がはっきりしてきた。

次回飲み会は、おなじみ日テレゼロスタ広場。 少し寒いがどうです駆けつけ一杯。
その次が、ショーアップ大宮劇場。
前払いで、多少いつもより料金高めだが、たまには中飲みもいいかもしれません。
なによりこの日は、極上のストリッパーさん達が、一緒に本気飲みしてくれる予定である。
それが我々の仕事だからな





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